内容
ジャーナリストの佐々木さんか自身の経験から、弱いつながりを意識した生き方を紹介します。SNS等で周りとつながりやすくなった時代、狭く強いつながりが重視されていたこれまでの考えではなく、弱いつながりの考えを転職や多拠点生活等も交えてお話しします
気になったポイント
- 固定的な生き方は人間関係を狭める
- すべての原因を努力に集約するやり方は、社会全体をどんどん不幸にする
- まずは社会活動からはじめてみる
- 現代は何もしないほうがリスキー
- 社会には公、共、私があり、公は政府や自治体、私は家族、公はその間の空間
- 弱いつながりを築くのは、自分で共の空間を作っていくこと
- 遊ぶのもインプットという仕事
- 年齢にこだわらず関係を築く
- 面ではなく、点でつきあう。会社や業界といった面で捉えると、どうしても関係者とつきあうことになる
- 嫌な人からはさりげなく遠ざかる
- いい人には実際に会いにいく
- 必要なのはコミュ力ではなく、笑顔や、好奇心、謙虚さが大切
- 小さな一言を大切にする
- 不安と不安定はまったくの別物
- 合理性の果てに人間性が残る。余計な仕事は削ぎ落とし、その結果最後に残った人間性だけが自分の武器になる
- 多拠点生活で弱いつながりの生活
- 多拠点生活は人間関係を多層的に広がっていく。同じ仕事でも場所が違えばマインドが違う
- プロセスを楽しむ人生
- 達成が楽しいのは達成した瞬間だけ
- 長く付き合える若い友人をつくる
ぷちっと感想
転職もして、SNSをよく使っている私としてはすんなり入ってきた一冊でした。
上にも記載していますが「合理性の果てに人間性が残る」ということで、課題が多い日本社会の今後を合理化できる部分はどんどん推進して、日本人の心という部分はしっかりと残していきたいと感じました。
書籍情報
タイトル 広く弱くつながって生きる
著者 佐々木 俊尚
出版社 幻冬舎
発行日 2018.3.29
おすすめ本
- LIFE SHIFT(記事準備中)
- 株式会社タイムカプセル社