おすすめ漫画『ARIA (天野こずえ著)』水の惑星AQUAで描かれる遥かなる蒼の物語 [ゆるっと紹介]


ゆるっと紹介の記念すべき1本目です。

なにから書こうかなと考えた結果、学生の頃に影響を受けた漫画ARIAを紹介します。

ぷちっと紹介でもコミックスとして初めて紹介さえてもらった作品です。

1本目からコミックスですがよろしくお願いいたします。

目次

1.ARIAってどんな作品?

2.どんな人におすすめ

3.おさえておきたい設定・舞台

4.お気に入りの名言

5.関連作品

おわりに

1.ARIAってどんな作品?

テラフォーミングされた水の惑星となった火星。

ネオ・ヴェネチアを舞台に一人前のゴンドラ乗りのを目指して主人公の水無灯里ががんばります!

非常にゆるい&ゆったりした漫画で、時折でてくる名言(漫画内では恥ずかしいセリフ)が、心に響きます。

原作は漫画で「AQUA」「ARIA」で構成され、全14巻(完結)です。

アニメ化、映画化もされている作品です。

漫画は水無灯里がネオ・ヴェネチアにおりたつところからスタートするAQUAとその続きでARIAの構成になっています。

ARIAからでも問題なく読めますが、AQUAから読まれることをおすすめします。

2016年に発売された完全版はAQUAとARIAを合体した作品ですので、初めて読まれる方は完全版から読まれることをおすすめします。

挿絵や表紙がリニューアルされており、完全版でさらにグレードが上がった作品となっています

2.おさせておきたい設定・舞台

西暦2300年代の火星

時代は2300年代で、火星が舞台となっています。

火星がテラフォーミングされ、水の惑星となっています。

水の惑星となったことから、作中ではアクアと呼ばれています。

一方で地球はマンホームと呼ばれています。

ヴェネツィアをもとにした「ネオ・ヴェネツィア」

イタリアにあるヴェネツィアをモデルとした街「ネオ・ヴェネツィア」が作品の舞台です。

マンホームではすでにヴェネツィアは沈んでおり、マンホームの建物や風習を移転しているとのことです。

マンホームではすでに見られない風景であることから、観光都市にもなっています。

ヴェネツィアといえば、「アドリア海の女王」「水の都」などと言われており、作中でもその設定は反映されています。

また、サンマルコ広場やカナルグランデといった有名な観光地もそのまま作品ではでてきます。

よく漫画やアニメでは聖地巡礼ということで、作品の舞台になったところを訪れることがあります。

しかしながら、このARIAの唯一の欠点とも言えるのが聖地巡礼で、巡礼先が非常に遠いことが本当に悲しいです(笑)

管理人もまだ行っていないので、どうにか行きたいと思っています・・・

ウンディーネ

ヴェネツィアの名物の一つでもあるゴンドラ。

水無灯里もこのゴンドラのりを目指してアクアにやってきています。

アクアではこのゴンドラのりのことをウンディーネといいます。

ウンディーネは水の精霊という意味もあり、ヴェネツィアの水上で案内をするゴンドラのりにはぴったりの名前です。

また、ウンディーネは4大精霊のひとつで、ほかの4大精霊もお仕事として作中にはでてきます。

ぜひ読んでいただいて、ほかの4大精霊のお仕事も見つけてみてください!

四季

火星がテラフォーミングされたことから、ARIAの世界でも四季があります。

現実と違うのはその長さです。

現実では四季は1年で移り変わりますが、ARIAでは舞台が火星ということで2年移り変わります。

そのため2年で1サイクルとなっています。

誕生日はどうするのか?という疑問がありますが、そのへんの設定もちゃんとしてあり、表の誕生日と裏誕生日があります。

そういう設定があるアクアの四季ですが、それぞれの四季にあわせて街並みがかわります。

どの季節もそれぞれ見どころがあり、楽しむポイントの一つです。

火星猫

水の惑星のアクアには火星猫と呼ばれる猫がいます。

猫ですが、知能は人並みにあり、人の言語も理解します。

この猫たちはウンディーネが所属する会社の社長も務めています。

その他にもこの猫たちは大事な役割を持っているので、それもお楽しみに!

3.どんな人におすすめ?

  • ゆったりとした時間の流れを楽しみたい

季節も移り変わっていくので時間の流れを感じつつも、テンポはゆっくり進みます。

話は急な展開はほとんどなく、のほほんと進みます。

便利になりすぎたマンホームと昔の風景やアナログさを残すアクアが舞台なので、その違いを作中の登場人物たちも楽しむので一緒に楽しんでください。

  • ヴェネチア好き

2つめの設定のところでもお話ししましたが、舞台がヴェネチアです。

ヴェネチアの観光名所や設定が数多くあるので、ヴェネチア好きの方にはたまらない作品です。

  • 緩い感じが大好き

時間の流れはゆっくり、そして主人公たちは基本ゆるゆるです。

その緩いんなかにつっこみを入れるキャラクターがいるので、ゆるさが際立ちます。

イラストもゆるい感じですので、ゆるキャラ等が好きな人にはおすすめです。

  • 癒されたい

ゆったり、緩い要素があるので、ほんとうに癒されます。

名言も多く、辛いときに読むと心が救われます。

4.お気に入りの名言

ARIAでは名言が非常に多い作品です。

そんな中でもお気に入り名言をいくつか紹介します。

  • 本当に楽しいことは比べるものじゃない
  • 今楽しいと思えることは今一番楽しい

この二つは登場人物たちが過去の思い出について、お話しするシーンです。

過去は楽しかったけど、あの楽しかった日々にはもう戻れないなといったお話でした。

そんな中でも、今は今はでまた別の楽しさがあり、本当に楽しいことは比べるものではないし、今その時が一番楽しいんだといったセリフです。

楽しい時間を精一杯楽しもうという気分にさせてくれます。

  • おまえはおまえにしかなれない

登場人物の一人がある先輩にあこがれていて、その先輩になろうと頑張っていた際に失敗したときのお話です。

どれだけその先輩のまねをしても、その先輩にはなれない。

自分を大切にして、自分らしく先輩を超えてみろと言ったセリフです。

あこがれの先輩、尊敬する人、そういった人はみなさんいると思いますが、どれだけがんばっても結局はその人になることはできません。

自分をより輝かせるためにがんばろうとさせてくれるセリフです。

  • ないものはないんだからしょうがない
  • ないものは付け足せばいい

先輩の回想で、天賦の才能を持った同期に追い抜かれていったときに困っていたシーンです。

困っていた中で四つ葉のクローバーを探していましたが、なかなか見つかりません。

そこに現れた子が三つ葉のクローバーにバラの花びらを1枚つけたして、4枚にします。

ないものはしょうがない、でもそれに付け足せば負けないものになるということで、天賦の才能がないなら、努力を人一倍して秀才になろうと決めたシーンでした。

努力する大切さを改めて実感させらた言葉です。

また、ここのお話も作中ではかなり好きなお話です!

5.関連作品

ARIAは天野こずえさんの作品で、他にもいくつか作品があります。

そのなかでも、現在連載中の作品「あまんちゅ」も簡単に紹介します。

「あまんちゅ」はダイビングを題材にしたテーマで、舞台は伊豆です。

ARIA以上に「海」を鮮明に感じて、楽しめる作品です。

また、ARIAはアニメ化・映画化しています。

アニメには漫画に掲載されていないお話もあるので、アニメ作品も見れる方はおすすめです。

映画化とあわせて、アニメもブルーレイ化されているので、ブルーレイで見ることをおすすめします。

このブルーレイにあわせて、PKG等も一新しています。

ARIA好きの管理人は購入済みです!

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おわりに

はじめてのゆるっと紹介いかがっだでしょうか。

ゆるっと紹介は作品によって紹介する内容は異なります、こういった感じで様々な点を紹介していきたいと思います。

ARIAは漫画ではありますが、人生で大切なことをたくさん教えてくれます。

漫画ということで簡単に読めるので、まずは1冊読んでみてはいかがでしょうか。

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