『恋文の技術(森見登美彦著)』 教訓を得ることもできない阿呆な話が人生には充ち満ちている [おすすめ本のぷちっと紹介]

この本について

基本情報

タイトル  恋文の技術
著者    森見 登美彦
出版社   ポプラ文庫
発行日  2011.4.5
ページ数 202ページ

内容

京都から遠き研究所にとばされた大学院生。

何もない地で寂しさを紛らわすために京都の仲間に手紙を送ります。

友人の恋愛相談からはじまり、見どころある元生徒や妹に送るが、意中の人に送れない日々が続き、京都でとある事件が起こります。

キーワード

本を選ぶ上でのキーワード

  • 恋文
  • 京都
  • 青春

読むうえでのキーワード

  • 手紙、文通
  • 教訓
  • 海月

気になったポイント

  • 我々はモノを売るのではない、ココロを売るのです
  • ルール無用の戦い方をした人間は、必ず世界を敵に回すのであり、勝っても負けても不利である
  • 教訓を得ることもできない阿呆な話が人生には充ち満ちている
  • 清い心で書いているように見えないのは、つまり清い心で書いていないからだ
  • むき出し恋ごごろを書き、書いたものにとらわれて、自分の情念に溺れるから恋文が腐臭を放つ
  • 真の名誉とは決して倒れないことではない。たおれるたびに起き上がることだ
  • たまには阿呆に徹する権利がある
  • 紳士淑女よ、意味もなく、手紙を書け!

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ぷちっと感想

小説で書くのは初めてです。

気になった箇所・おもしろかった箇所は非常に多かったんですが、これは掲載するとよくないかなと思って自粛したのはいくつか・・・

キーワードも同様です(笑)

そういった言葉もありますが、作品は非常におもしろいものです。

森見登美彦さんの中で一番お気に入りの一冊です。

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