この本について
基本情報
タイトル しょぼい喫茶店の本
著者 池田達也
出版社 百万年書房
発行日 2019.4.12
ページ数 200ページ
内容
東京の新井薬師(中野)にあるしょぼい喫茶店を経営する著者の実話をもとに書かれた本です。
喫茶店を立ち上げた理由から、立ち上げるまでに必要なものだけでなく、著者の社会に対する苦悩も記されています。
単に喫茶店を立ち上げるための本というだけでなく、人生どう生きるかまで考えさせてくれる一冊です。
本を選ぶ上でのキーワード
- 起業
- 喫茶店
- 働きたくない
読むうえでのキーワード
- 好きなこと
- 価値
- 人生
気になったポイント
- 自分の価値基準で幸せを決める
- 金がないことが貧乏なのではなくて、金がないならないなりやる、ということができないのが貧困。金を得る方法を知っているのが知性ではなくて、金がなくても笑って過ごせるのが知性
- なにか得たり消費したりすることが増えれば増えるほど、それによって感じる幸福度は次第に下がっていく
- 足るを知る
- みんなの仕事を作っておくのが社長の仕事
- 魔法が起こるまで、地道で泥臭くて、お世辞にもシンデレラストーリーとは言えない日々を毎日毎日繰り返す
- 店の売りは自分だと意識する
- 試してみて、いけそうだったらどんどんやっって、だめそうならサッと辞める
- 夫婦とはふたりでひとつの共同体で、その共同体を良くしていくために、その共同体で幸せになるために動いていくもの
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ぷちっと感想
相変わらずの多忙でなかなか読書時間及び更新時間がとれなくて今日にいたりました。
私は会社員で自営業ではありませんが、納得するところも多くすごく元気を頂いた本でした。
気になったところでも少し書きましたが、素晴らしいアイデアをぱっと出せる人はなかなかいません。
それでも目指すものがあるなら、やはり地道に泥臭い作業でも毎日毎日繰り返していくのが一番なんだなと改めて思いました。