森見登美彦さんおすすめ本5選 | 京都を舞台にしたファンタジー小説

はじめに

京都を舞台としたファンタジー小説を書く森見登美彦さん。

好きな作家の一人ですが、小説はぷちっと紹介の形式で取り上げるのが難しいので、こういったおすすめ本まとめという形で紹介していきます。

もちろん取り上げられそうな小説は、ぷちっと紹介でも取り上げていきますのでよろしくお願いします。

それでは本編です。

目次

はじめに
森見登美彦さんについて
1冊目『四畳半神話大系』
2冊目『有頂天家族』
3冊目『夜は短し歩けよ乙女』
4冊目『新釈 走れメロス』
5冊目『恋文の技術』
おまけ『熱帯』
おわりに

森見登美彦さんについて

2003年に太陽の塔で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞して、小説家デビュー。

2006年に「夜は短し歩けよ乙女」で山本周五郎賞、第4回本屋大賞を受賞。

その後も、「ペンギンハイウェイ」「聖なる怠け者の冒険」「夜行」といった作品において、様々な賞を受賞しています。

2018年11月に刊行した「熱帯」は、第160回の芥川賞の候補作に入りました。

作品の特徴としては、京都を舞台としたファンタジー小説となっており、この後紹介する作品も京都の街並みをはっきり思い起こさせる箇所がありつつ、幻想的な要素を取り入れた作品ばかりです。

参考:森見登美彦 – Wikipedia

1冊目『四畳半神話大系』

1冊目は『四畳半神話大系』です。

バラ色のキャンパスライフを送るはずが、悪友や謎の師匠に振り回され、思うようにいかない日々。

4つの平行世界で描かれるほろ苦い青春ストーリーです。

アニメ化もされた森見登美彦さんの代表作です。

2冊目『有頂天家族』

2冊目は『有頂天家族』です。

たぬきの一家「下鴨家」が京都を舞台に、駆け巡ります。

人・天狗・そしてたぬきが交じり合う毛玉ファンタジーです。

主人公「 矢三郎 」の 「面白きことは良きことなり!」 の口癖の通り、面白く生きることをテーマにした作品です。

2作目、二代目の帰朝も発売中。

3冊目『夜は短し歩けよ乙女』

3冊目は『夜は短し歩けよ乙女』です。

黒髪の乙女を探して、京都の至る所で彼女を追い求めた。

そこで彼女と主人公に待ち受けるのは珍事件の数々でした。

映画化もされた人気作です。

4冊目『新釈 走れメロス』

4冊目は『新釈 走れメロス』です。

走れメロスをはじめ、山月記などの有名作品をアレンジしたものが5作収録されています。

おもしろいのはやはり「走れメロス」。

芽野史郎が友人との約束を守らないため、京都中を走り回ります。

5冊目『恋文の技術』

さいごに5冊目は『恋文の技術』です。

この本は、管理人が森見登美彦さんの本の中でも一番お気に入りの本です。

大学院の学生が遠くの実験場にとばされ、そこから京都の仲間に手紙を送ります。

手紙形式で書かれており、話が進むにつれ、複数の手紙からいろいろな場面がわかっていくところが読みどころの一つです。

おまけ『熱帯』

第160回直木賞の候補作品にノミネートされた作品で、森見登美彦さんの最新作です(2018.11.16発売)

まだ熱帯は読めていないので作品紹介はAmazonから失礼します。

沈黙読書会で見かけた『熱帯』は、なんとも奇妙な本だった!

謎の解明に勤しむ「学団」に、神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと、「部屋の中の部屋」…。

東京の片隅で始まった冒険は京都を駆け抜け、満州の夜を潜り、数多の語り手の魂を乗り継いで、いざ謎の源流へ―!

おわりに

以上が、管理人がすすめる森見登美彦さんのおすすめ本5選です。

京都は小さいころからよく遊びに行っていた場所のため、舞台も想像しやすいのでいつも楽しく読んでいます。

京都によく行かれる方は観光気分で楽しめると思うので、おすすめです。

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