この本について
基本情報
タイトル 生涯投資家
著者 村上 世彰
出版社 文藝春秋
発行日 2017.6.20
ページ数 276ページ
内容
村上ファンドを率いて日本に大きな話題を起こした村上世彰さんの想いを書いた一冊です。
村上世彰さんがこれまで投資家として歩んでこられた人生がこの本にあります。
コーポレートガバナンスの浸透と徹底、日本経済の発展を目指した志がまとめられています。
キーワード
本を選ぶ上でのキーワード
- 投資
- 株
- 日本経済
読むうえでのキーワード
- 信念
- コーポレートガバナンス
- 経営者
気になったポイント
- 上がり始めたら買え、下がり始めたら売れ
- 上場とは私企業が公器になること
- 投資家として大事なことは失敗したと気が付いたときにいかに素早く思い切った損切ができるか
- 日本の企業の改革には株主からのガバナンスが必要
- どのような資金配分が企業価値の向上に最も寄与するのか、最大のパフォーマンスを追求できる判断ができる経営者こそ、優れた経営者と呼べる
- リターンを得た投資家は必ず次の投資を行うものであり、その資金が有望な企業に回って成長するきっかけを生み出し、そのリターンがまた次の世代へ回る
- 日本の経済を活性化させ、成長を促すためには、資金の循環が必要である
- 日本にはさまざまな社会的課題の解決に向けて、志高く取り組む人たちがたくさんいるが、そういった活動に十分な資金が流れない
- コーポレートガバナンスの浸透と徹底
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ぷちっと感想
インサイド取引で逮捕された当時は、なんのニュースかな?投資なんて全然わからないという状況でした。
あれから10年以上経ち、今では投資もやっている身なので、当時の状況がこの本を通して学ぶことができました。
あわせて投資家としての大先輩である村上世彰さんの考え方、日本経済への想いを強く感じ、投資家としてどう日本経済に貢献していくかを学ぶことができた一冊でした。