妻からプレゼントしてもらった本で、今話題の人気作です!
この本について
基本情報
タイトル メモの魔力
著者 前田 裕二
出版社 幻冬社
発行日 2018.12.25
ページ数 254ページ
内容
なぜメモをとるのか?からはじまり、メモの取り方や活用方法を紹介します。
さらにメモで自分を知り、夢実現への考え方もあわせて書かれています。
まずはメモを書くか書かないか!書くことからはじめましょう。
巻末には自分を知るための自己分析1000問収録。
本を選ぶ・読む上でのキーワード
- メモ
- 本質
- ファクト
- 抽象化
- 転用
- 自己分析
- 人生
気になったポイント
- メモがあなたの人生のコンパス
- 現代において、僕が本当に強いと思う人材は想いの強い人
- 本質とはコピーではなく創造、代替可能物ではなく代替不可能物ということ
- メモやノートは記憶をさせる第2の脳。いわば外付けハードディスク
- 記録のためではなく、知的財産のためにメモを取る
- メモは、知的生産性が増す、情報獲得の伝導率が増す、傾聴能力が増す、構造化能力が増す、言語化能力が増す
- インプットしたファクトを元に、気づきを応用可能な粒度に抽象化し、自らのアクションに転用する
- 抽象化とは具体的な事象の本質を考えること
- 自分の感性に引っかかる言葉を一つでも多く書き留める
- 我見と離見、自分を一歩ひいて客観視する癖
- 自己分析をすると自分の軸が明確になり、自分はこういったときに幸せを感じやすいから、こんなゴールを持ったらすごく楽しそうだと設定できる
- 言語化で夢は現実になる
- 終わりを意識することでかけがえのない今を生きる
- モチベーションの2類型、トップダウン型は夢に向かって逆算して行動していくタイプ、ボトムアップ型は目の前の面白そうなことから行動していく
- 自分とのアポを取る
- メモの本質はノウハウではなく姿勢である。勝負は書くか書かないか
- 未来において、過去のどの情報が重要になるかわからない
- 人生は無限の選択肢がある。無限の選択肢の中から自分の人生の幸せを最大化するものが一体何なのかを考える
この本もおすすめ
- 具体と抽象
- 多動力
ぷちっと感想
最近ではあまり意識してとっていなかったメモですが、この本を機にメモの取り方改めてみようと思いました。
また、私は抽象化が苦手です。
本書には抽象化ゲームというのもあったので、あわせて取り組んでみようと思いました。
抽象化ゲーム
例えば、人生は小籠包だと思わない?とAはBであるという題材をだします。
Bから抽象的な要素を抜き出して、Aとの共通点を語ってもらいます。
小籠包を抽象化し、「蒸す時間が必要」、「核心が内側にある」、「注意しないとやけどする」、これはまさに人生と思わないかな?とつなげていきます。
これが抽象化ゲームです。
Aには抽象度の高い言葉を置き、この言葉の抽象度が高いほど難易度が増します。
これを高速にできるようになると抽象化能力が身に着けられるとのことです。
ゲーム性もあり非常におもしろそうなので、取り組んでみたいと思います。