この本について
書籍情報
タイトル 手紙屋
著者 喜多川 泰
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日 2007.8.15
内容
就職活動で悩む大学生が行きつけのカフェで奇妙な広告を見つけます。
手紙を交換して、夢をかなえてくれる「手紙屋」。
手紙のやりとりをするうちに、「働き方」や「成功の秘訣」を学んでいきますが、「手紙屋」の正体は謎が深まっていくばかり・・・
喜多川泰さんが「働き方」というところから「生き方」について書いた一冊です。
キーワード
本を選ぶ・読む上でのキーワード
- 喜多川 泰
- 手紙
- 自己啓発
- 働き方
本を読む上でのキーワード
- 就職活動
- 人生
- 情熱
- 船出
気になったポイント
- 欲しいものを手に入れる方法の基本は物々交換
- 相手の持っているもの中で自分が欲しいものと、自分が持っているもののなかで相手が欲しがるものとをお互いがちょうどいい量で交換する
- 今生き残っている大企業はこれまで何度も荒波を乗り越えたからこそ、この世に存在し、これからもそれを乗り越えなければ存在できない
- 本は素晴らしい師匠であり、一生付き合っていける友人であり、いろんなヒントを与えてくれる先生でもある
- 倒れなかったものが強いんじゃなくて、倒れて立ち上がるものが強い
- 株式投資をするならその会社の応援団になりたい、値が上がっても下がっても応援し続けられる素敵な友人に投資したい
- 自分に向いている仕事かどうかはやってみないとわからない
- やったことがないのに自分に向いているかなんてわからない
- 大切なのはどの船に乗るかではなく、どういう目的で航海しているのか
- 夢や目標をもつと必ず壁があらわれる
- 幸せで長生きする法人とは、その活動を世の中の多くの人から長期間にわたって必要とされる続ける法人だ
- 綺麗な部屋はずっときれいではない、掃除を習慣化しなければ綺麗にならない
- 埃をかぶらずにすむ方法はほかにも常に動き続けること
- 止まっている状態から動くのは大きな力が必要、いったん動き始めてしまえば動き続けようとする(慣性の法則)
この本もおすすめ
- 手紙屋 蛍雪編
- 上京物語
喜多川泰さんのおすすめ本5選の記事です。
こちらも参考にしていただければと思います。
ぷちっと感想
大好きな著者、喜多川泰さんの著書です。「君と会えたから」と同様に私の人生に大きく影響を与えた本の一つでもあります。
手紙を交換するという点で、本の中にも実際に手紙の文章が書かれています。
そのため自分が主人公で、手紙屋と手紙を交換している気分になります。
この時代なかなか書かなくなった手紙だからこそ伝えられる部分があるなと感じた一冊です。
この1冊を読むこともおすすめしますが、大切な人に手紙を書いてみることもおすすめします!
新しい発見や気づきがあるかもしれません。