内容
熱意をもって仕事ができている人が世界でも少ない日本・・・
熱意を注げる仕事に出合い、好きなことで稼げる力を身に着けていく方法の一つとして「複業」を紹介します。
会社にゆだねていた人生を自分に取り戻すことをはじめてみましょう。
気になったポイント
- 会社のために働いても、会社が労働者の人生を守れなくなった
- これからは会社と個人が対等の関係になる
- 複業:今の仕事を捨てることなく、しかし、それだけにしがみつくことなく、新たにスキルアップや出会いの経験を増やしていくキャリアルート
- 副業:余った時間を有効活用して、副収入を得るための仕事
- 複業で得た経験やスキルが本業にもいい影響を与える
- 複業のメリット:「時間をかけてやりたいことの追求ができる」、「稼ぐ力が得られる」、「キャリアチェンジの失敗リスクを減らせる」
- 複業の最大の価値は自分の人生を取り戻すこと
- 3M分析で複業を、設計する。「自分自身を知る」、「世の中のマーケットトレンドを知る」、「お金の稼ぎ方を知る」
- 複業は身近で小さな一歩から始める
- 無理なくできることだけに特化する
- 何をはじめたらいいかをわからないという時には、まずこれは無理という制約条件からレンジを狭めていくのも手
- 半径5メートル以内のニーズを聞け
- 自分なりのルールで、本業・複業すべて含めての労働時間の上限決めておくことで働きすぎの防止になる
- 1日の時間を効率よく使い分ける
- 適材適所、得意な人に任せればいい
- 先義後利 目先の儲けに走らず、貯信せよ
- 本業専念 本業で成果をだすことにこだわれ
- 公明正大 伏業にするな。周囲に共有せよ
- 自己管理 睡眠時間を削ってはいけない
- 他者配慮 家族、上司、同僚への感謝とリスペクトを忘れるな
- 副業解禁時代において、仕事は誰かに与えられるものではなくら自ら作るものにかわる
- 複業は自分自身の使命を見つけ、天職に出会うための最善の方法
ぷちっと感想
複業研究家で、国の研究会の委員も務めた西村さんの一冊です。
副業が解禁になった日本で、仕事の在り方・生き方を見つめなおすことができる一冊だと感じました。
複業と副業はどう違うのか?複業をするには?といった点から自身の経験談や副業ワーカーの体験談も掲載されています。あわせて、最後には複業に便利なツールも紹介されているので、「まずは身近な小さな一歩」をサポートしくれる本でもあります。
書籍情報
タイトル 複業の教科書
著者 西村 創一朗
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
発行日 2018.12.13
おすすめ本
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