この本について
基本情報
タイトル 鬼速PDCA
著者 冨田 和成
出版社 クロスメディア・パブリッシング
発行日 2016.10.24
ページ数 272ページ
内容
仕事の基礎と言われるPDCA。
「今さらPDCA」、「PDCAは基本中の基本」、「私には関係ない」とPDCAは基礎と言われ、軽視されがちです。
そんなPDCAを極めるとはどういうことかをまとめた一冊です。
キーワード
本を選ぶ上でのキーワード
- PDCA
- 課題
- スピード
読むうえでのキーワード
- 定量化
- KPI
- KDI
- 検証
気になったポイント
- 課題がないのは行動をしていない証拠
- PDCAは個別のスキルの習得を加速させるためのベース
- PDCAサイクルを回し続けている限り、その対象がなんであろうとゴールに到達するまでかならず前に進む
- ActionのフェーズをAdjustにする。検証した結果を調整する
- 計画フェーズで失敗する原因は慎重になりすぎるか、雑になりすぎるか
- 目的地のない旅は放浪であり、目的意識のない仕事は惰性
- 計画のポイントは期日を切ること。定量化すること。適度に具体的なものにすること
- PDCAを回す際もときに非常識な計画を考えることが大切だ
- 人は自分に直接的に損失をもたらしそうな経済的リスクなどについては想像力が働きやすい一方で、人に関するリスクは忘れがち
- 人や企業にとっての理想は常に適度に忙しい状態
- タイムマネジメントの方法は3つ、捨てる、入れ替える、圧縮する
- 検証フェーズに入った時は仮説に自信があるほど、謙虚に自分を疑ってかかることが重要
- 成果を出すには必ずしも悪いところを直すだけではなく、いいところを伸ばしたほうが全体効果が大きいこともある
- 前進を続ける人生のほうが絶対に楽しい
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仮説思考
(記事準備中)
ぷちっと感想
PDCAは仕事の基礎と言われますが、実際にそれを上手く回せてるいる人は少ないですし、私自身も上手く回せてないのを日々感じています。
計画でそもそもつまづく、計画をたてないという人も多いですが、計画、行動をしても、それをチェックし、改善・調整につなげられないのが大半をしめてるのではないでしょうか。
本書には大きなPDCAと小さなPDCAを意識するということで、まずは小さなPDCAを設定してまわしていきたいと思います。